>> メルマガが届かない方はこちら

Mon - Fri / 14:00-15:45

ゴールデンアワー

西向 幸三
糸数 美樹

10月20日号ゴールデン会議テーマ「外で食べる」です。運動会のお弁当って楽しみでしたね。貧乏だった局長には辛い思い出も多かったですが。遠足のお弁当って楽しみでしたね。貧乏だった局長には辛い思いでも多か

  • 性善説性悪説



  • 別にアレが好きとか嫌いとかではない。

    孟子さんが考えた。
    「人間の本性は善であり、
    仁義の徳の端緒をはじめから備えているとする説」
    これが性善説。

    荀子さんが考えた。
    「人間は生まれたときの本性は利己的な悪であるとし、
    だから後天的に教育によって徳を身に付ける必要がある、と考える説」
    これが性悪説。

    私は荀子さん派だ。

    高野和明「ジェノサイド」を読んだ。
    なかなか読み応えのある作品なのでぜひご一読を。

    あらすじにはあえてふれないが
    タイトルにもある「ジェノサイド」は
    「一つの人種・民族・国家・宗教などの構成員に対する抹消行為」
    を意味する。

    人間が誕生し、いやそれ以前から
    様々生物において進化論的に様々な種が自然淘汰されてきた。

    最近知ったのだが
    イギリスからの移民によって
    絶滅の危機に瀕したオーストラリアの
    アボリジナルだが、その昔は
    別の人種を絶滅させたことがあるそうだ。
    大虐殺の後が残っているらしい。

    この本では現在の人類が、ホモ・サピエンスが
    抹消される可能性を示唆している。
    科学的にまた哲学的要素を盛り込みつつ
    一級のエンターテイメント作品として成立させている。
    ただ、だからこそ人間の本性をむき出したした
    残虐なシーンも描かれる。

    その本の中にある
    「人間は食欲と性欲に支配されている」
    納得だ。私も振り回されっぱなしだ。

    「衣食足りて礼節を知る」

    そうなんだ。

    飢えてなお人としての礼節を保てるのか。
    そうありたい。そう願う。

    ちなみに性悪説も性善説も説きたい事は、根っこは一緒。

    教育によって人は正しく、善い人になれるのだ。

    いわゆる「いい人」になる気は毛頭ないが
    「人」として恥じぬ自分でいたい。

    だから学び続ける。





<<一覧へ戻る