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ゴールデンアワー

西向 幸三
糸数 美樹

10月20日号ゴールデン会議テーマ「外で食べる」です。運動会のお弁当って楽しみでしたね。貧乏だった局長には辛い思い出も多かったですが。遠足のお弁当って楽しみでしたね。貧乏だった局長には辛い思いでも多か

  • 安部公房とわたし



  • 安部公房没後20年。

    山口果林著「安部公房とわたし」
    ノーベル文学賞候補ともなった日本が誇る作家と女優の不倫を
    自らが赤裸裸に綴った作品。

    それは善悪ではなく
    ただただ1人の人間に対しての敬愛と尊敬の念が綴られている。
    無論、彼の妻である女性にとってこれほどの屈辱はない。

    20年前。

    カナダにワーホリに行くための資金稼ぎとして東京で働いていた。
    それは目標がなければ到底堪え難い流れ作業と肉体労働。

    搾取される労働。
    経済のほんの些細な一部でしかない肉体と精神の実感。
    資本主義の象徴。

    そんな時彼の訃報を知り手にとった「砂の女」
    そして「壁」「箱男」
    そのほか新潮文庫の彼の作品は殆ど読んだと思う。

    安部の作品は鋭い視線で時代を捉え
    人間が社会に殺されていく姿を描き
    体制に対して喰らいつく。

    「砂の女」は何度か読み返したが
    今「壁」「箱男」を再読中。

    作家として劇作家として

    邪道を目指した男の激烈な妄想と提言。

    今、四十路を迎え改めて読むと
    いろんなところが刺激され勃起する。

    このままでいいのか。

    壊せ。





    箱に入りたい。




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