>> メルマガが届かない方はこちら

Mon - Fri / 14:00-15:45

ゴールデンアワー

西向 幸三
糸数 美樹

10月20日号ゴールデン会議テーマ「外で食べる」です。運動会のお弁当って楽しみでしたね。貧乏だった局長には辛い思い出も多かったですが。遠足のお弁当って楽しみでしたね。貧乏だった局長には辛い思いでも多か

  • Finer 作家・小原猛さん「妖怪の話で、沖縄の文化・歴史を後世に」

  • 毎週火曜日10時台にお届けしています”Finer”

    志を持って頑張っている方、
    誰かにfine!を届けようと活動している方、
    いわゆるファイナーをご紹介しています♬

    10月18日にご紹介したFinerは・・作家の小原猛さん!!
    「琉球妖怪大図鑑」「琉球怪談」といった本で知られるホラー作家さんです。

     

    なぜ、小原さんは妖怪の話を書くようになれたのでしょうか??

    小原さん)僕は、那覇市史とか沖縄県史とか・・市町村の歴史をまとめた地域の本を読むのが好きで集めていたんですが、
    沖縄のそういう本の中には、「村の成り立ち」とかと一緒に、集落に起こった怖い話が必ず載っているんです!!
    それを「面白いなぁ」と感じて、自分で取材をし始めたのがきっかけです。


    松田)「村の成り立ち」に妖怪が関わっているんですか?
    小原さん)はい、そういう話も多いです!大体どの市史にも「キジムナー」の話は載っています!

    例えば大宜味村では、キジムナーの事を「ブナガヤ」というんですが、松明を持って山から下りて来るんです。
    そのブナガヤが山から下りて来るのを、村の人たちが木の上に板を張って寝そべって見る「アラミ」という行事まであったんです。一種の肝試しみたいなものでしょうか・・。


    松田)「妖怪」が「怪しいもの」「退治しなきゃいけいないもの」ではなく、一種のレジャーとして楽しめるほど、当たり前で身近な存在だったんですね!
    小原さん)はい!沖縄は「うたき」や「火ぬ神」のように神様の存在がとても近い!だからこそ、その対極とも言える妖怪もとても近い・・これはもう1つの文化と言えると思います。

     

    さらに妖怪の話が「昔話」ではなく、現在まで続いているのが、沖縄の特徴なんだそうです!!

    小原さん)沖縄県外だと妖怪の話は「昔話」で、現代とは断絶された別世界として語られます。
    ところが、沖縄では今も続いているんです!
    例えば、金武町に「ぎべてつじん」という妖怪というか・・鉄で出来た人がいるんですが・・その「ぎべてつじん」の子孫を僕は知っています!
    某所でバーをやられてて、シェイカーを振りながら、「うちの祖先はぎべ鉄人なんだよね!」と教えてくれました(笑)

    松田)!?沖縄県外では、「うちの祖先は子泣き爺なんだよね」って人はいないですよね!

    小原さん)ですよね!けれど、沖縄は続いているんですよ!昔話と現在がつながっているんです!


    このように、沖縄の妖怪はとっても身近な存在で、
    ただ怖いのではなく、村の成り立ちと言った、現在にもつながる歴史に関わって来た存在なんですよね。


    だからこそ、「沖縄の歴史を伝える」「沖縄の昔の姿を後世にも伝える」という意味でも、妖怪の話を今後も書き続けていきたい・・と、小原さん仰っていました。

     

    そして22日土曜日には、小原さんが原案を書かれた映画「神人~ザンの末裔~」が、シネマライカムとサザンプレックスで公開されるそうです!





    是非お出かけ下さい♬

<<一覧へ戻る